面接で見ているのは何か|才能よりも「準備」で差がつく理由

“見る目”


以前、リモートでアナウンサー志望の学生を面接していたときのことです。

画面に現れたのは、さわやかな笑顔の学生。


「私の夢は、高校野球の実況をすることです!」


話し方ははきはきしていて、理解力も高い。
エピソードも整理されていて、印象はとても良かった。


正直に言うと、

👉「いいな」と感じる入りでした


■ ほんの小さな違和感

ただ、ふと気になることがありました。


その人の背後の空間。


無機質な白い壁。
少し雑音も混じっている。


👉 よく見ると、駅などにあるリモートBOXでした


ここで、ひとつ疑問が浮かびます。


👉 なぜ、この場所を選んだのか


人生を左右するかもしれない面接。


・もっと静かな環境はなかったのか
・事前に準備できなかったのか


その「詰めの甘さ」が、ほんの少し見えてしまう。


■ 決定的だった一瞬

さらに気になったのは、その後です。


身振り手振りで話している中で、違和感に気づきました。


👉「この子、ジャケットを着ていない」


確認すると、


「……あ、忘れてしまいました」


本人はその場で初めて気づいた様子でした。


■ 才能の前に問われるもの

能力はありました。


・話し方
・理解力
・表現力


どれも十分なレベルです。


でも、

👉 準備ができていなかった


これは、プロの現場では致命的です。


放送の現場では、

・忘れ物は許されない
・時間の遅れも許されない


👉 すべてが「本番基準」で動く


■ 少年サッカーでも同じことが起きている

この話は、少年サッカーでも同じです。


・忘れ物をする
・準備が不十分
・時間にルーズ


それを、

👉「まあいいか」で流してしまう


でも、その「うっかり」は、

👉 ここ一番で必ず出る


■ 想像できる未来

こういう積み重ねは、

後になって形になります。


例えば現場ではこんなことが起きます。


・必要な確認をしていない
・周囲がフォローに回る
・全体の進行が崩れる


その結果、

👉 信頼を失う


本人は悪気がなくても、

👉 周囲は疲弊していく


こういう人は、実際にいます。


■ 「器」を整えるということ

どれだけ能力があっても、


👉 それを支える“器”がなければ崩れる


逆に言えば、


👉 準備ができる人は強い


たとえ不器用でも、


・時間をかける
・確認する
・余裕を持つ


👉 これだけで評価は変わる


■ 親として見ておきたい3つのポイント(重要)

ここからは、子どもへの関わり方です。


✅ ① 準備の習慣を見る

❌「プレーが上手いか」
ではなく

✅「準備できているか」


例👇

・持ち物
・時間
・行動


👉 小さな積み重ね



✅ ② “うっかり”を軽く流さない

❌「ドンマイ」で終わらせる
ではなく

✅「どうすれば防げる?」


👉 改善につなげる



✅ ③ 本番を意識させる

👉 「試合=本番」


・忘れ物はどうなる?
・準備不足はどう影響する?


👉 想像させる



■ 最後に

能力は大事です。


でも、それ以上に、


👉 準備できるかどうか


ここが分かれ道になります。


どれだけ頭が良くても、

👉 準備ができていなければ崩れる


逆に、

👉 準備ができる人は崩れない


それはサッカーでも、社会でも同じです。


明日の練習に向かう前に、


👉 「今日は何を準備する?」


その一言を添えるだけで、

子どもの意識は少し変わるかもしれません。

次のお話はこちら:【【就活でNGなこと】ESで一瞬で「不合格」になる人の共通点。プロが見る「命」の重みと50点の自分

takeisan

ギャラクシー賞監督で現役のテレビディレクター。アナウンサーなどの採用面接官も務める。人口40万の市大会3位のMF。小中高の教員資格。週末は8歳の息子を追う「少年団パパ」。独自の観察眼で、少年団サッカーと将来の「選ばれる力」の意外な関係をドキュメンタリー風に綴ります。

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